その時ノイズが消えた… ノイズリダクション付き変態ファズ Sobbat Fuzz Breaker FB-3
今回はSobbatのファズ、fuzz breaker fb-3について紹介していきたいと思います。
sobbatは主に歪み系エフェクターを中心に制作、販売している国産ブランドです。
各々のエフェクターには和を意識したイラストが描かれており、例えばDB-1(オーバードライブ)には薙刀を持った女の子(?)、FB-3には空手娘が描かれています。
幸せは歩いてこない
fb-3にはVolume、Happy、Sustainの3つのノブがあります。(私のは純正のものではありません)
VolumeとSustainはよく見るノブなんですが
Happyってなんだ????
幸せってなんだろう…
これでトーンを調節するみたいなのですが私にはミッドレンジの出方も大幅に変えれるように感じました。このノブだけでだいぶ音の雰囲気を変えることができると思います。
2つのモード
fb-3には通常のファズとオクターブ上の音が出るOCTファズの2つのモードがあります。
緑のLEDで表示される通常のファズはノイズリダクションを搭載しているため、非常にノイズが少ないです。Sustainのノブを12時以降に回さない限り、いくらTONEやVOLUMEを上げてもノイズが全くと言っていいほど出ません。チョーキングした時に途中で音がジジジッ…と消えるのが面白いです。
オレンジのLEDで表示されるOCTファズはシリコンファズ特有の高音域が強調されるサウンドに仕上がっています。こちらのモードに関してはSustainを上げるほど耳を裂くようなキーンとしたサウンドになっていきます。ギターソロなどで使えそう。
FB-3使用アーティスト
このFB-3を使用しているギタリストなんですが、私は
1人しか知りません。
People In The Box Vo Gt 波多野裕文
2分46秒からのソロでFB-3を使っています。
波多野氏のエフェクターボードの画像です。(何気にfb-4がもう1台あります)
VOLUME2時HAPPPY12時SUSTAIN10時でセッティングされており公式サイトのコメントでは、「必需品。これ1つで相当多彩な音作りが可能」と答えています。
旧市街のイントロのギターもFB-3で作っていると思われます。単音のフレーズでもクセのある印象的なサウンドですね。
Sobbat FB-3いかがだったでしょうか。
今では生産終了しているこのエフェクターですが、後にノイズゲートが追加されたFB-4という後継機が発売されています。
正直FB-3とFB-4ならノイズを調整できる後者の方がオススメですが、FB-3は廃盤ということもあり中々中古市場でもお目にかかれない希少なエフェクターとなっています。見つけた際にはラッキー!と思って買ってみるのもアリかもしれません。
ナイかも。
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— 通り雨blog (@tooriame_zaazaa) 2017年3月17日